シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲
竹内まりやさんの『Plastic Love』がYouTubeで爆発的に再生され、海外を中心に盛り上がりを見せているシティポップ。
もともとは1970年代後半~1980年代の都会的な雰囲気を押し出した楽曲のことを指していましたが、時が経つに連れてその定義や解釈もじょじょに広がっていきました。
2000年代以降はおしゃれでムードのあるイメージの面から語られることもあり、人によってもそれぞれの感じ方があります。
現代のポップスを礎を築いてきた古き良きシティポップから、現代の新しい雰囲気を感じられる楽曲までたくさんご紹介していきます!
もくじ
- シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲
- 中央フリーウェイ松任谷由実
- Plastic Love竹内まりや
- SPARKLE山下達郎
- Orphanscero
- 夜にダンスフレンズ
- モンロー・ウォーク南佳孝
- DOWN TOWNシュガー・ベイブ
- 君は天然色大瀧詠一
- サーカスナイト七尾旅人
- 夢で逢えたら feat.原田知世DEEN
- 君はQueenぷにぷに電機
- High Line土岐麻子
- 色彩都市大貫妙子
- ドラマティックレイン稲垣潤一
- SHADOW CITY寺尾聰
- ウキウキWATCHING伊藤銀次
- 真夜中のドア~Stay With Me~松原みき
- 赤いスイートピー松田聖子
- ノーフューチャーバカンス上坂すみれ
- 涙のステップ須藤薫
- もう一度夜を止めて崎谷健次郎
- Wednesday Moon徳永英明
- Tokyo Tower角松敏生
- パープルタウン八神純子
- シンプル・ラブ大橋純子
- CAT’S EYE杏里
- 痛快ウキウキ通り小沢健二
- Goodbye Day来生たかお
- Shadow Dancer池田政典
- Spirit Of LoveSing Like Talking
- もう涙はいらない鈴木雅之
- トワイライト・アヴェニューStardust Revue
- 素直になりたい DON’T YOU TELL HIM?ハイファイセット
- You were mine久保田利伸
- 夏のクラクション稲垣潤一
- レイニーサマー鈴木雄大
- SOMEDAY佐野元春
- You And I中西圭三
- GRAVITATIONS井上鑑
- Dancin’ With Your LiesSing Like Talking
- 虹の都へ高野寛
- モノクロームヴィーナス池田聡
- カナリア諸島にて大瀧詠一
- マイピュアレディ尾崎亜美
- 天河伝説殺人事件関口誠人
- 最後のHoly Night杉山清貴
- 幸せの結末大瀧詠一
- 君は1000%1986OMEGATRIBE
- 音楽のような風EPO
- エイリアンズキリンジ
- 最後の雨中西保志
- スローなブギにしてくれ南佳孝
- Make up shadow井上陽水
- 接吻ORIGINAL LOVE
- さよならのオーシャン杉山清貴
- Calling You安部恭弘
- 恋ほど素敵なショーはない岩崎良美
- September竹内まりや
- You’re My Only Shinin’ Star角松敏生
- 悲しい色やね上田正樹
- そして僕は途方に暮れる大澤誉志幸
- あの頃のままブレッド&バター
- 電話しても村田和人
- COBALT HOUR荒井由実
- Hold on Me小比類巻かほる
- 二人のアカボシキンモクセイ
- ペガサスの朝五十嵐浩晃
- RIDE ON TIME山下達郎
シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲
中央フリーウェイ松任谷由実
70年代に台頭したシティポップ。
女性アーティストでは荒井由実さんが代表格です。
当時、シティポップを歌うニューミュージック系のアーティストはシングル曲よりも、10曲前後のアルバムを中心にリリースしていました。
『中央フリーウェイ』は荒井由実さんの4枚目のオリジナルアルバム『14番目の月』の収録曲です。
中央自動車道沿いの風景が歌詞に織り込まれ、ドライブ中に欠かせない1曲だと思います。
Plastic Love竹内まりや
アメリカをはじめ世界各国の音楽オタクたちが掘り当てた日本産の名曲として大いに話題となったのがこちら、竹内まりやさんの『Plastic Love』。
海外の音楽ファンから見た「日本のシティポップ」といえばこの楽曲というほどにまで人気になりました。
そしてその波はたくさんのリミックスやカバーがYouTubeなどへ投稿されるなど、2010年代にして大きく打ちよせています。
ファンキーかつアーバンな、まさに都会のムードを感じさせるシティポップというにふさわしい名曲です。
(村上真平)
SPARKLE山下達郎
1982年リリースの山下達郎さんの楽曲『SPARKLE』。
昭和の楽曲とは思えないほどに美しいメロディといなたいムードが最高にかっこいい楽曲です。
80年代のムードを大いにかもしだしていながらも、時代遅れにはならないそのグルーブは圧巻です。
80年代の日本の音楽は決して世界に負けてはいないぞ!と、胸を張っていえそうな名曲です。
この曲をきっかけに山下達郎さん、または彼のバンド、シュガーベイブの曲も掘り下げてみてはいかがでしょうか!
(村上真平)
Orphanscero
2010年代からのシティポップ・リバイバルで欠かすことのできない立役者、cero。
彼らの80’sシティポップへのリスペクトのある楽曲が、当時の耳の早い若者たちにヒットし、このムーブメントを生み出したといっていいはずです。
当時のシティポップを知らないリスナーたちに、「ロックでもヒップホップでもJ-POPでもない、でもなんだか懐かしくて新しい」というような新鮮な聴き心地を抱かせたことでしょう。
ドライブに散歩に、空想にもってこいの景色が広がる名シティポップナンバーです。
(村上真平)
夜にダンスフレンズ
たくさんのライブハウスや音楽フェスにひっぱりだこ、最高にダンサブルでハッピーなバンド、フレンズ。
そんな彼らのムーディーなダンスナンバーがこちらの『夜にダンス』。
しっかり踊れる楽曲ながらもこの大人な感じ、まさにシティポップ感満載のナンバーです。
ベースとドラムのリズムも最高に気持ちよく、男女ツインボーカルもなんだかドラマチックですね。
キャッチーなメロディラインも魅力で、フレンズのライブでは最高にゆらゆら踊れるキラーチューンとなっています。
(村上真平)
モンロー・ウォーク南佳孝
シティポップと呼ばれるジャンルは、特に決まったリズムや定義がないためたくさんの議論が行われました。
聴くひとの価値観によって決まるこのジャンル、起源をたどれば70,80年代に流行したニューミュージックだと言われていますが、南佳孝さんこそ、このジャパニーズニューミュージックの一人者です。
このグルーブとムード、そして当時新しかったファンクや黒人音楽に影響を受けた楽曲はどれも洗練されており、アンサンブルの美しさに聴きほれてしまいます。
(村上真平)